どんな問題が出るの?
TOEICの問題形式はリスニングとリーディングでそれぞれ次のように配分されています。
◆リスニング
問題形式 | 問題数 | 内容 |
写真描写問題 | 10 | 写真の内容について正しい説明を選択する問題 |
応答問題 | 30 | 問いかけに対して正しい応答を選択する問題 |
会話問題 | 30 | 会話の内容を聞き、設問に対して正しい答えを選択する問題 |
説明文問題 | 30 | スピーチを聞き、設問に対して正しい答えを選択する問題 |
◆リーディング
問題形式 | 問題数 | 内容 |
短文穴埋め問題 | 40 | 短文の空白に適切な答えを選択する問題 |
長文穴埋め問題 | 12 | 長文の空白に適切な答えを選択する問題 |
長文読解問題 | 48 | 長文を読んで、設問に対して正しい答えを選択する問題 |
※長文問題はシングルパッセージ(28問)とダブルパッセージ(20問)に分かれます。ダブルパッセージは異なる関連する2つの長文を読解する問題です。
続いて問題の内容を詳しく見ていきましょう。TOEIC試験に出題される問題傾向は非常に偏っていると言われています。
出題される分野としては主に「日常生活での会話」、「オフィス、ビジネス会話」、「注文、商品の価格や説明」などのテーマが中心です。
表. TOEIC試験の出題傾向
その他を除いて、オフィス・ビジネス会話を中心に商品の注文や申し込み、政治・社会・経済、日常会話と続きます。
これらの内容は実際の会話で出くわすであろうシチュエーションが想定されています。要するに多くの人にとって実用的な内容なのです。
逆に次のようなテーマの問題は出題されにくい傾向にあります。
・犯罪、事件関係
・ゲーム、エンターテイメント
・恋愛事情
・小説や物語など非現実的なストーリー
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