TOEFLとTOEICの違いは?
TOEFLは Test of English as a Foreign Language の略で留学を希望する人が学校教育を英語で受けられるかどうかを判定する為の試験です。
同じ米国のETS機関が主催するTOEICとよく比較されますが、ビジネス会話中心に出題されるTOEICに比べるとTOEFLでは学術的、専門的な内容が出題されます。
単に英語の実力を試すだけならTOEICを受験すればよく、留学能力が備わっているかを試すならTOEFLを受験する必要があります。
TOEFLとTOEICの違いをまとめると以下のようになります。
比較項目 | TOEIC | TOEFL |
スコア | 10〜990 | 試験方式により異なる |
試験時間 | 120分 | 試験方式により異なる |
解答方式 | マーク式 | マーク式、コンピュータによる実施 |
問題傾向 | 社会生活、ビジネス会話中心 | 学術的な内容、専門分野中心 |
対象受験者 | 学生・社会人・一般人 | 留学希望者 |
TOEFLの多彩な試験方式
TOEFLには4タイプの試験がありますが、地域により実施していない試験方式があります。受験の際には各地域での試験実施方式について確認して下さい。
1)ITP ・・・団体向けTOEFL試験
2)PRB・・・ペーバー版TOEFL試験
3)CBT・・・コンピュータ版TOEFL試験
4)iBT ・・・インターネット版TOEFL試験
分野 | ITP | PRB | CBT | iBT |
リスニング | あり | あり | あり | あり |
リーディング | あり | あり | あり | あり |
ライティング | なし | あり | あり | あり |
スピーキング | なし | なし | なし | あり |
※CBT試験は現在では実施されていない。
団体で受験する場合はITPを、個人で受験する場合は4分野(L/R/W/S)全てが揃っているiBTを受験するようにしましょう。
iBT試験は2005年(日本では2006年)に新設されたTOEFLの最新式の試験で、現在はこの方式が標準化されています。
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