come |
基本的な意味 | 来る |
その他の意味 | 結論に至る ものや状態が〜に行き着く |
come の根本の意味は「来る」です。
「人が来る」というような場合に用いる動詞なのですが、人に限らずあらゆるものが何らかの目的や結果に辿り着く場合に come を使って表現できます。
1)考えや思いが沸いて来る
Suzan came to realize what Dr. Smith advised.
スーザンはスミス医師がアドバイスしてくれたことがようやく分かってきた。
came to realize の部分を単に realize としただけでは、「分かった」にすぎません。come を使うことによって序所に分かってきたことを表現できているのです。
The good idea suddenly came to me.
突如として妙案が浮かんだ。
これもついつい I を主語にして文を組み立ててしまいがちですが、good idea を主語にし動詞に come を当てることで「考えがひらめいた」ようなニュアンスを表現できます。
2)〜から来る、もたらす(〜が原因となってくる)
come のもうひとつの有名な使い方として come from 〜「〜出身です」という言い方があります。この come from も人に限らずあらゆるものに対して使えます。
Stress and illness may come from over dieting.
ストレスと病は過剰なダイエットが原因かもしれない。
「ストレスと病」が「過剰なダイエット」から来ている、ということなので come を使っています。come を使うことで原因から結果がもたらされることを表現しています。
3)〜という結果になってしまう
How did they come to miss the best chance to get gold medals?
どうして彼らは金メダルを獲得する絶好機を逃してしまたのだろうか。
come to miss の部分を単に miss とだけすると「どうして逃したのか」という意味になります。
come を前に付け足すことで「どうして逃すという結果になってしまったのか」というニュアンスが強く出ます。
His debt came to near 40 million yen.
彼の借金は4千万円近くになった。
これも come を使うことで、だんだんそのような状況に陥ってしまったことを表現しています。
4)達している、迫って来ている
Seoul subway line 1 comes to Incheon.
ソウルの地下鉄8号線はインチョンまで来ています
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